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金峰山(きんぷさん、きんぽうさん)は山梨県甲府市と長野県南佐久郡川上村の境界にある標高2,599 mの山。 == 特徴 == 奥秩父の主脈に位置し、山域は1950年(昭和25年)7月10日に秩父多摩甲斐国立公園に指定された。日本百名山、新日本百名山、花の百名山および山梨百名山のひとつ。山梨県側では「''きんぷさん''」、長野県側では「''きんぽうさん''」と呼ぶ。 北側から日本海側河川の千曲川の支流、南側から太平洋側河川の釜無川の源流(支流)を発する中央分水嶺である。古くから信仰の対象となり、蔵王権現を祀る。古くは金峯山と表記した。 金峰山周辺は良水晶に恵まれ、山梨県側中巨摩郡(現甲府市)には明治初頭まで水晶鉱山が存在した。 山頂部は開けていて360度の展望があり、五丈岩という大きな岩がある。山頂には三等三角点(点名「金峰」、標高2,595.03 m)が設置されている。西側山麓の金山平(かなやまだいら)に、奥秩父を歩き本に著わした田部重治と木暮理太郎のレリーフがある。登山ルートは山梨県北杜市のみずがき山荘経由が多く親しまれている。長野県川上村の金峰山荘付近には、平安時代の修験者の宿坊跡もある。瑞牆山方面からの景観がよい。ピークのみならば県境の大弛峠から登るのもよい。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「金峰山 (山梨県・長野県)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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